学校ブログ

2学期始業式 & 夏休みの作品展

9月1日(金)、今日から2学期のスタートです。少し疲れている様子の子も見られましたが、先生や友達に久しぶりに会えて、みんな嬉しそうにしていました。暑さ対策のため、少し短い時間での始業式となりましたが、子供たちは、2学期に頑張りたいことを大きな声で発表していました。厳粛な中にも、活気ある始業式となりました。

「夢やなりたい姿を具体的に想像しながら、2学期も頑張っていこう。」

 

校内を見て回ると、各教室で夏休みの作品回収や思い出発表を行っていました。子供たちによって夏休みの過ごし方はいろいろですが、どの子も楽しい思い出が残せたようです。教室後方には、夏休み中の子供たちの頑張りが作品となって集められていました。9月5日放課後には夏休みの作品展として公開しますので、多くの方々にご覧いただけたら幸いです。

「子供たちの作品からは、ご家庭での見守りも感じられます。ご協力ありがとうございました。」

 

亀井小学校応援歌 & 2学期開始のメッセージ

かつて近隣の小学校が合同で競い合っていた玉川班体育祭がありました。そこで歌われていたのが「亀井小学校応援歌」です。他の学校に負けないように、心を一つにして歌う応援歌は、当時の子供たちの魂に刻み込まれていたようです。今でも、50代以上の卒業生の方々は、応援歌を歌えるそうです。ですが、口伝によって歌い継がれてきたので、時代によって少し歌詞やメロディーが変化したこともあったようです。今回、開校150周年記念行事に向けて、亀小応援歌を復活させます。当日はぜひお楽しみください。

《亀井小応援歌歌詞》

一、六十余州に名を得たる鎌倉武士の四天王亀井の六郎いでし郷我らも腕並み揮えよや
  フレッ フレッ フレー、フレッ フレッ フレー
二、先陣駆ける大鳥の出でて戦う勇士こそ万雷吠えて波怒り嵐狂って草も伏す
  フレッ フレッ フレー、フレッ フレッ フレー
三、陣容今や時めきて見よや選手の面影に無限の力溢るるを月桂冠は我なるぞ
  フレッ フレッ フレー、フレッ フレッ フレー

※亀井小学校応援歌(記憶をもとに復元).mp3

8月31日(木)、いよいよ明日から2学期がスタートします。校内を巡回していると、各教室の黒板には子供たちへ向けてのメッセージが書かれていました。夏休みが終わってしまうという気持ちもありますが、久しぶりに子供たちに会えることを考えると、胸が嬉しい気持ちで満たされます。明日、子供たちが元気に登校してくれることを願っています。
「今日はしっかり体を休めて、明日に備えましょう。」

 

亀井小学校の愛唱歌(旧校歌)

昭和50年に現在の校歌ができる以前、「亀井のこども」という曲が愛唱歌として歌われていました。作詞・作曲者の「小鷹直治」氏を調べてみると、昭和初期~20年代にかけて都内で音楽教育に携わっていた方だとわかりました。その後、昭和30年代~40年代には、都内や埼玉県内(小川町・竹沢小)の校歌の作詞・作曲者としてお名前が見られるようになります。後に、小鷹直治氏は熊井地区の方で、愛唱歌は昭和32~33年頃に作られたということがわかりました。この頃卒業した現在50代半ば~80歳位の方々には懐かしいのではないでしょうか。校歌の歴史を紐解きながら、当時の人々の想いにも触れることができました。

『 ↓ 亀井小愛唱歌 「亀井のこども」(昭和42年学校要覧より抜粋)』

※亀井小愛唱歌(楽譜をもとに復元).mp3

亀井小学校校歌の由来(再掲)

今から50年程前、昭和48年に亀井小は開校百年となりました。それを記念して、新しい校歌が制定されることになりました。当時、一般公募もされましたが、最終的には校歌の作詞者として知られる「下山つとむ」氏に作詞を依頼しています。下山氏は埼玉県の綴方教育(作文教育)の先導者であり、埼玉県内の多くの学校で校歌の制定に携わっています。また、作曲をした「土肥泰」氏も日本の作曲家、指揮者、ピアニストとして著名な方であり、校歌の作曲も数多くされています。学校には、昭和50年6月、制定された新しい校歌の発表会が開催された記録が残されていました。歴史ある亀井小の校歌をこれからも大切に歌い継いでいこうと思います。

今はなき「交通公園」

亀井小には、以前、敷地内に「交通公園」と呼ばれるものがありました。これは、当時(昭和47年12月)信号機も踏切もない静かな農村に住む子供たちが、経験不足から交通事故に遭うことを防ぐために設置されたものです。また、翌年には、県の交通安全教育推進校に指定され、その研究推進のための資金づくりとして、PTAの廃品回収運動がスタートしたそうです。当時から学校とPTA、地域が一体となり、地域ぐるみの運動として交通安全に取り組んでいたことに驚かされます。
「 ↓ 交通安全教育発表会の様子 奥に見える澤屋商店さんに歴史を感じます。」