異物の除去対応

 昨日の給食中の死亡事故の報道を受け、本校では、給食指導や緊急時の対応について、教職員間で再確認するとともに、異物を喉に詰まらせた場合の除去方法についても確認しました。未然防止や迅速な事故対応が子供たちの命に直結することを強く意識し、安心・安全な学校に繋げていきたいと思います。
 場面や年齢に関わらず、どこでも起こり得ることですので、ご家庭でも、以下のことを参考にしていただければと思います。

【安全な「食べ方」のポイント】
・よく噛んで食べる。
・水分を取ってのどを潤してから食べる。
・つめ込みすぎない。
・食べやすい大きさにする。
・食べることに集中する。
・口の中に食べ物がある時は、話をしない。
・遊びながら食べない。
・姿勢を整える。

【異物の除去法】
◯背部叩打法(はいぶこうだほう)
・手のひらで肩甲骨の間を強く連続して叩く。

◯腹部突き上げ法(ハイムリック法)
・背中側から、ウエスト付近に手を回す。
・片手で握り拳を作り、みぞおちのやや下方に当てる。
・握り拳をすばやく手前上方に向かって圧迫するように押し上げる。

(参考)日本医師会HP:https://www.med.or.jp/99/kido.html