恵みの雨 & 亀井小の名前の由来
8月1日(火)正午近く、雷鳴と共に大粒の雨が降り始めました。久しぶりの恵みの雨に、花壇の草花や野菜が嬉しそうです。この雨は、金魚や亀たちにとっても、ひと時の恵みになったことと思います。一つ心配なのは、校庭の雑草です。恵みの雨は雑草にとっても、息を吹き返すチャンスとなります。この後、校庭が草原にならないかが心配です。
源義経の家来の一人に「亀井六郎」という人物がいます。この亀井氏の所領地が「武蔵国比企郡亀井庄」とされています。(※諸説あり定かではありません。)また、当時から岩殿丘陵~高坂台地一帯の地が「亀井庄」として伝承されてきました。そして、明治22年(1889年)に町村制を布いたとき、この伝承をもとにして、泉井村、大橋村、竹本村、須江村、奥田村、熊井村、高野倉村が合併し、新たに「亀井村」が誕生しました。この時、学校の名前が「亀井尋常小学校」に改められ、現在の亀井小学校の名前につながります。現在の地区名に「亀井」はありませんが、非常に由緒ある名前であることがわかります。
「 ↓ 合併以前の区割り(上図)、合併後の亀井村と今宿村(下図)」
参考資料:『鳩山町史2 鳩山の歴史(下)』2006、鳩山町史編集委員会