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亀井小校歌の由来
7月29日(金)午後、新聞記者の方からの取材がありました。亀井小学校の旧校歌に「亀井六郎」の歌詞が入っていたという情報があり、調べているとのことでした。しかし、旧校歌について、学校で保管されている資料や記録がなく、情報提供することができませんでした。「亀井六郎」は、源義経の家来の一人で、歌舞伎の「勧進帳」の中にも登場する実在の人物です。思い起こせば、5月頃にも地域の方から、同じような問い合わせがありました。NHK大河ドラマで、ここ比企地区の武将も登場している影響でしょうか。歴史には諸説があり、亀井小との繋がりは定かではありませんが、歴史を感じる出来事でした。
『 ↓ 校長室に飾られている歌舞伎絵 』
よい機会なので、亀井小の現在の校歌について少し調べてみました。今から50年程前、昭和48年に亀井小は開校百年となりました。それを記念して、新しい校歌が制定されることになりました。当時、一般公募もされましたが、最終的には校歌の作詞者として知られる「下山つとむ」氏に作詞を依頼しています。下山氏は埼玉県の綴方教育(作文教育)の先導者であり、埼玉県内の多くの学校で校歌の制定に携わっています。また、作曲をした「土肥泰」氏も日本の作曲家、指揮者、ピアニストとして著名な方であり、校歌の作曲も数多くされています。学校には、昭和50年6月、制定された新しい校歌の発表会が開催された記録が残されていました。歴史ある亀井小の校歌をこれからも大切に歌い継いでいこうと思います。