2022年8月の記事一覧

ミルク(うさぎ)も元気!

日頃は、うさぎ当番の子供たちが「ミルク」を小屋から出して遊ばせています。夏休み中も日直の教員が小屋から出していましたが、閉庁期間は、それができませんでした。8月18日(木)、久しぶりに小屋から出られた「ミルク」は、雨にもかかわらず夢中になって走り回っていました。雨にも暑さにも負けず、今日も「ミルク」は元気いっぱいです。

「子供たちとまた早く遊びたいね。」

 

プールの保守整備 & 夏休みの折り返し

8月10日(水)、専門業者の方にプールの最終点検をしていただきました。水泳学習は7月中に終了していますが、設備の維持管理のためには、定期的な安全点検や整備が欠かせません。また、水泳学習が終わっても、プールは水を抜かずに、周辺地域の防火水槽としての役割を担います。プールは、一年中、大切な役割をもつ、地域にとっても重要な施設です。

「暑いけど、消毒していないので、入れません。緑のプールです。」

夏休みは今日で21日目、ちょうど折り返し地点です。しばらく子供たちが使っていない校庭は、雑草にとっての天国。緑に覆われた校庭がちょっとだけ美しく感じられました。
さて、あっという間に時が過ぎ、夏休みもあと半分。子供たちには、夏休みに入る前にやってみたかったことを思い出し、まだできていないことにチャレンジしてもらいたいと思います。何かと制限されることが多いですが、子供たちにとって、充実した夏休みになることを願っています。

 

 

校内施設紹介「松風館」

体育館に向かう途中、校舎の西側に建てられているのが、校舎別館「松風館」です。松風館は、多目的教室棟として、平成15年3月に建てられました。中には、多目的ホール、パソコン室、応接室等があります。一階の多目的ホールでは、広さを生かして、複数学年が集まる活動やちょっとした体育的活動などにも利用しています。応接室は、校舎から離れ、木の香りのする落ち着いた雰囲気なので、教育相談に使われることもあります。地域や外部の方との会議で使用することもあり、子供たちにとっても、学校にとっても、無くてはならない大切な施設となっています。

「第2体育館として、運動会練習や英語活動などにも使っています。」

「PTA活動の打ち合わせや作業で使ったり、外部講師の控え室として使ったりもします。」

3年生の宇宙大豆も成長中!

1学期に3年生の蒔いた宇宙大豆も成長中です。種蒔きをした日の夕方に、あの記録的大雨が降ってしまったので、少し心配していましたが、悪条件に負けずにしっかりと芽を出し、ぐんぐんと成長しています。亀井小では、宇宙飛行士の若田光一さんが宇宙に持って行った鳩山在来の黒大豆の子孫を毎年育て続けています。収穫量はわずかですが、宇宙大豆の栽培体験を通して、地域産業への関心や郷土愛につなげたいと考えています。

「大雨や酷暑に負けず、元気な子孫を残してね。」

 

3年生のヒマワリ急成長

8月5日(金)、暑さが和らぎ、久しぶりの雨に植物が生き生きとしてきました。適度な雨は、植物にとっても人にとっても、大きな恵みです。さて、大人の背丈を越えるまでには、まだまだ時間がかかると思っていた3年生のヒマワリでしたが、今や見上げる程に成長しました。日々の変化は少しでも、久しぶりに見るとその急成長に驚かされます。何だかヒマワリの成長が子供たちの成長に重なって感じられました。夏休みも二週間が経ち、子供たちも、きっと大きく成長していることでしょう。

「夏休みが終わり、久しぶりに会う子供たちの成長が、今から楽しみです。」

 

亀井六郎の記事が新聞掲載!

8月4日(木)、今日の埼玉新聞の朝刊に「亀井六郎」の記事が掲載されていました。記事を見ると、石坂の鳩山町農産物直売所に亀井六郎の鏡字書が展示されたことが取材の発端だったことがわかります。また、亀井六郎が亀井小の応援歌に登場するのは、昔から地域でたたえられてきたからだと感じました。今回、亀井小からは情報提供ができず残念でしたが、亀井地域の歴史を探るよい機会となりました。15日まで展示しているそうなので、直売所で亀井六郎の書を眺めながら、亀井の歴史を感じたいと思います。

 

土砂崩れの復旧

8月3日(水)、土砂崩れが起きた上熊井の道路が開通しているとの情報がありました。崩れた地肌を見ると、まだまだ恐ろしさを感じますが、車道や歩道がきれいになったことが、まずは良かったです。2学期の登下校に向けて、学校でも安全の確認をしっかりと行いたいと思います。また、須江地区の歩道の補修をしている工事の方々も見かけました。連日の酷暑の中、復旧作業をしてくださっている方々に本当に頭の下がる思いです。ありがとうございます。

 

亀井小学校の愛唱歌&応援歌

亀井小の校歌の由来を調べる中で、現在の校歌ができる前、「亀井のこども」という曲が愛唱歌として歌われていたことがわかりました。また、「亀井六郎」が歌詞に登場する応援歌も見つかりました。昭和50年以前に亀井小を卒業した方々にとって、これらの歌が亀井小の校歌なのだと改めて感じました。亀井小学校の校歌の歴史をひも解きながら、歌詞に込められた当時の人々の想いにも触れることができました。

『 ↓ 亀井小愛唱歌 「亀井のこども」(昭和42年学校要覧より抜粋)』

『 ↓ 亀井小応援歌 』 

一、六十四州に名を得たる鎌倉武士の四天王亀井の六郎いでし郷我らも腕並み揮えよや
  フレッ フレッ フレー、フレッ フレッ フレー
二、先陣駆ける大鳥の出でて戦う勇士こそ万雷吠えて波怒り嵐狂って草も伏す
  フレッ フレッ フレー、フレッ フレッ フレー
三、陣容今や時めきて見よや選手の面影に無限の力溢るるを月桂冠は我なるぞ
  フレッ フレッ フレー、フレッ フレッ フレー

亀井小校歌の由来

7月29日(金)午後、新聞記者の方からの取材がありました。亀井小学校の旧校歌に「亀井六郎」の歌詞が入っていたという情報があり、調べているとのことでした。しかし、旧校歌について、学校で保管されている資料や記録がなく、情報提供することができませんでした。「亀井六郎」は、源義経の家来の一人で、歌舞伎の「勧進帳」の中にも登場する実在の人物です。思い起こせば、5月頃にも地域の方から、同じような問い合わせがありました。NHK大河ドラマで、ここ比企地区の武将も登場している影響でしょうか。歴史には諸説があり、亀井小との繋がりは定かではありませんが、歴史を感じる出来事でした。
『 ↓ 校長室に飾られている歌舞伎絵  』

よい機会なので、亀井小の現在の校歌について少し調べてみました。今から50年程前、昭和48年に亀井小は開校百年となりました。それを記念して、新しい校歌が制定されることになりました。当時、一般公募もされましたが、最終的には校歌の作詞者として知られる「下山つとむ」氏に作詞を依頼しています。下山氏は埼玉県の綴方教育(作文教育)の先導者であり、埼玉県内の多くの学校で校歌の制定に携わっています。また、作曲をした「土肥泰」氏も日本の作曲家、指揮者、ピアニストとして著名な方であり、校歌の作曲も数多くされています。学校には、昭和50年6月、制定された新しい校歌の発表会が開催された記録が残されていました。歴史ある亀井小の校歌をこれからも大切に歌い継いでいこうと思います。