2022年11月の記事一覧

「昔を学ぶ会」& PTA環境整備作業

 11月5日(土)穏やかな天候の中、「昔を学ぶ会」が開催されました。開会式では、地域の方々に昔の亀井小の思い出をオンラインでお話いただきました。子供たちは、今の亀井小との違いに驚きながら、お話を真剣に聞いていました。これまで、亀井小では、伝統的に地域の方を講師にお招きし、昔の遊びや地域のお囃子、太鼓などを教わってきました。地域の方をお招きできなくなったこの数年間は、子供たちだけの活動になりました。しかし、伝統を途絶えさせないように、地域の方の代わりに6年生が講師になることで、昔を学ぶ会を継承させています。

今回は、6つのコーナー(①おりがみ、②シャボン玉、③こま・ベーゴマ・めんこ、④あやとり・おはじき・お手玉、⑤プラ板、⑥けん玉)が体験に選ばれました。どのコーナーでも6年生の子供たちが、優しく下級生に教えてあげている姿が見られました。学校のいたるところで子供たちの笑顔が溢れる素晴らしい体験活動となりました。 

 閉会式では、5・6年生の合唱、合奏の発表がありました。これまで子供たちが積み重ねてきた努力の成果を、保護者の方にも見て頂けてよかったです。久しぶりに合唱の歌声が体育館に響き渡り、感動しました。
 コーナーを作り上げた6年生、縦割り班をリードした5年生、高学年に協力した下級生、すべての子供たちのお陰で、大成功の素晴らしい「昔を学ぶ会」となりました。

 午後からは、PTAの方を中心に環境整備作業が行われました。日頃、職員や子供たちだけでは、掃除のできない「側溝」をきれいにしていただきました。力仕事で大変な作業でしたが、総勢23人もの方々に集まっていただき、想定以上に作業がはかどりました。 お忙しい中、ご協力いただいたPTAの皆様に心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

昔を学ぶ会の準備(6年)

11月4日(金)6校時、6年生が明日行われる「昔を学ぶ会」の準備をしていました。今年度は、子供たちがすべてのコーナーを体験できるように計画しました。昔の遊びを下級生に教えるために、テキパキと準備している6年生の子供たちを見ていると、非常に頼もしく感じました。行事に深くかかわることで、6年生の子供たちは自主性をさらに伸ばしています。

「きっと明日は、みんなの笑顔が溢れる会になりますね。」 

はとやま祭 & 言ってんべー聞いてんべー大会

11月3日(木)、3年ぶりに開催された「はとやま祭」に行ってみました。会場は、赤ちゃんからお年寄りまで、たくさんの人で溢れていました。「校長せんせ~い。」と遠くから手を振られて、少し恥ずかしかったですが、笑顔いっぱいの子供たちに会えるのは、やはり嬉しいものです。

午後からは、「言ってんべー聞いてんべー大会」にも行ってみました。子供たちの堂々としたスピーチに、たくさんの拍手が送られていました。お祭りや大会を心配する声もありましたが、一生懸命な子供たちの発表を聞いていると、心が晴れる思いがしました。

「3名の出場者の皆さん、とても素晴らしかったです。よい経験になりましたね。」

 

 

国語「しらせたいな みせたいな」(1年)& 緊急地震速報訓練 & お話集会

11月2日(水)1校時、1年生が国語の授業で、発表会を行っていました。子供たちは、大きな声で発表するだけでなく、友達の言葉をよく聞き取って、たくさんの感想を発表していました。言葉で相手に伝えたり、聞いたりすることは、とても大切な能力です。子供たちの発表から、発達段階に応じた発表の力が身に付いているなと感じました。

「次は、お家でも発表を聞いてもらいましょうね。」 

 

10:00、鳩山町防災無線によるシェイクアウト訓練が町内で一斉に行われました。2校時の授業の最中でしたが、子供たちは素早く机の下に隠れることができていました。校庭で授業をしていた子供たちも、安全な場所に素早く集まっていました。少ない指示でも、すぐ行動できるのは、避難行動がしっかりと身に付いているからだと感じました。

「訓練でも、みんな真剣でしたね。素晴らしい。」

 

昼休み、言ってんべー聞いてんべー大会に出場する子供たちの発表練習がありました。全校児童の前で少し緊張した様子でしたが、堂々とした発表にたくさんの拍手が送られていました。今回、学校代表として、5・6年の児童2名が出場します。一般の部で出場する先生とあわせて、亀井小からは3名の参加が予定されています。

「みんなが応援しているよ。がんばってね。」大会ポスター.pdf 

 

ことば~キモチのつたえ方

11月1日(火)、本日、校長は出張で一日不在でした。今日は、通級指導教室の先生から紹介していただいた詩が、とても心に残ったので紹介します。今、自己表現が苦手な子供たちが増えていますが、子供たちにもっと『ことば』の大切さを伝えていきたいと感じました。

「ことばはやさしく美しくひびきよくー」

           サトウハチロー

美しいことばは
相手にキモチよくつたわる
ひびきのよいことばは
相手のキモチをなごやかにする


ことばで 語り
ことばで 受け答える
ことばで はげまし
ことばで 礼をいう


よくわかることばほど
うれしいものはない
やさしいことば使いは
おたがいの心をむすびつける


ことばがすらすらと出た日は
一日たのしい
ことばがつかえた日は
夜までくるしい


ーだがボクは
 共通語だけを
 美しいとは思っていない
 方言でなければ
 あらわせないもの
 言いつくせない味や色や形や匂い
 それをふりすててはいけない
 それはそれで
 とりいれなければいけない
 それを
 話しの間にあしらってこそ
 その人のよさが出る
 その人のよさがにじみ出るー


おはようからおやすみまで ことば
外でも家でも ことば
ともだちとも ことば
買物も ことば


ことばは
いつもいっしょにいる
ことばが足ぶみしないで
唇から出るようになればしめたものだ


ことばで 動き
ことばで よろこぶ
ことばで 嘆き
ことばで うなだれる


美しいことばは
相手にキモチよくつたわる
ひびきのよいことばは
相手のキモチをなごやかにする