2023年8月の記事一覧

亀井小学区は、亀?

亀井小学校の学区を衛星写真で眺めると、何だか亀の形に見えます。高野倉地区に目玉を付けると、もう亀にしか見えません。各地区の境界線もまるで甲羅の模様のようです。しかも小学校の場所は、亀の心臓に位置しています。つくづく亀に縁が深いなと感じました。また、亀に限らず、どの地区の名称も水や自然に由来するものばかりです。「泉」「井」「沼」「竹」「熊」「橋」「江」「野」「田」。地名はその土地柄を表すといいますが、水源や自然が豊富な亀井地区ならではのことだと改めて感じました。

 

亀井小元校長先生のご訪問 & 鳩山町人権教育研修会

8月24日(木)朝出勤すると、二十数年前亀井小学校で勤務をされていた校長先生の訪問があったと、職員から報告がありました。近くに来たので懐かしくて立ち寄ったとのことでした。松風館が建てられる当時のことや、亀やうさぎのことを懐かしそうにお話されていたそうです。今回はお会いできずに残念でしたが、150周年記念事業のことをお伝えできたので、またの機会を楽しみにしたいと思います。地域の方々にとどまらず、亀井小に関わった多くの方々にも愛されていることを改めて感じる出来事でした。

 

午前中、町内の小中学校すべての教職員が集まり、鳩山町人権問題研修会が行われました。講師に日本AED財団理事の桐淵博先生をお招きし、「子どもたちのいのちを守るために~ASUKAモデルと小学校からの救命教育の推進~」として、お話をいただきました。救命活動は「すぐに、誰もが、皆でやる!」ことが重要であり、一分一秒が子供の命に直結します。学校で子供たちの命が失われる事態が起こることのないように、改めて強く決意する研修となりました。

玉川班教育研究会全員協議会・講演会

8月23日(水)、玉川班教育研究会全員協議会が行われました。4年ぶりに鳩山町・ときがわ町すべての教職員が一斉に集まり開催されました。教育講演会では、臨床心理士・公認心理師の中田富美代先生をお招きし、「アンガーマネジメン講座~児童生徒の対応に活かすために~」をもとにお話していただきました。久しぶりに全教職員が集まり研修を行うと、夏休みの終わりと新学期の始まりを強く感じます。2学期に備え、充実した研修となりました。

 

校旗の制定

学校沿革史をひも解くと、亀井小学校の校旗は、明治42年(1909)に制定されたとなっています。同年11月3日には校旗の披露式も行ったようです。しかし、制定までの経緯や校章のデザインの由来等について詳しい資料を見つけることができませんでした。引き続き調査をしていきたいと思います。
校章の由来を推察すると、校章の外側は、国花でもある「桜」、内側は「亀」がイメージされています。「桜」は、多くの小中高等学校で採用されており、多くの人々に愛されてきた花です。また、「亀」についても、この地域に愛されてきた名称です。地域に愛される学校として、シンプルなデザインの中にも、たくさんの思いや願いが込められているのだと思います。
「↓左 以前の校旗の校章    ↓右 現在の校旗(昭和48年新調)」

  

第3の松「赤松」

亀井小のシンボル「赤松・黒松」の他に、亀井小にはもう一本の「赤松」が植えられています。理科室前にひっそりと佇む「赤松」は、昭和58年(今から40年前)、現在の校舎が建てられた際に記念樹として植えられたものです。当時は、職員室前に植えられていましたが、校庭を使いやすくするために現在の場所に移植されました。樹齢はまだ若いですが、「赤松・黒松」の妹分とも言える「赤松」の存在も大切に受け継いでいきたいと思います。