カテゴリ:今日の出来事

「こんな町になるといいな」~にじの鳩山~(3年)& 稲刈り開始

9月15日(金)3校時、3年生の子供たちが「郷土を描く美術展」に向けて作品づくりをしていました。今年で58回目を迎えるこの美術展は、郷土をテーマに絵を描くことで、郷土埼玉に対する理解や愛情を深める目的で行っています。子供たちは、水彩絵の具のにじみを上手く活かしながら、動物いっぱい、遊具いっぱいの楽しそうな絵を描いていました。
「柔らかな色使いを見ていると、みんなの優しさや明るさが伝わってくるね。」

  

 学校の裏手を眺めると、いつもボランティアでお世話になっている営農組合の方々が、稲刈り作業を行っていました。休み時間になると、田植え体験をした5年生は、迫力のあるコンバインの様子に歓声を上げていました。家でも稲刈りをやったと嬉しそうに教えてくれる子もいました。この後、5年生の子供たちは稲刈り体験が控えています。地域の方々に感謝しつつ、実り多き体験としていきたいと思います。

 

クラブ活動の様子 & 担任不在時の授業(1・4年)

9月14日(木)6校時、2学期最初のクラブ活動を行いました。小学校のクラブ活動では、子供たちの自主性を大切にしています。活動内容も子供たちで話し合い、自分たちで選択できるように配慮しています。自分の興味のある活動なだけあって、運動好きな子、物作りが好きな子、パソコンが好きな子、どの子もとても楽しそうに活動していました。
「好きなことに夢中になる時間は、とても幸せな時間ですね。」 

 

先生方も時に、体調不良や出張、急な用事などで、授業を行えなくなることがあります。そのような時は、単に自習にしてしまうのではなく、他のクラスと合同で授業をしたり、時間割を調整して他の先生が授業を進めたりしています。今日は、3人の担任の先生が不在になる時間帯がありましたが、子供たちに支障がでないように調整して授業を行いました。1年生は粘土で作品作り、4年生は玉川班音楽祭に向けて練習をしていました。担任が不在でも、子供たちは非常に落ち着いて、学習に取り組んでいました。

  

十五夜飾り(なかよし学級)& 150周年記念作文(5年)

9月13日(水)1校時、なかよし学級の子供たちが3クラス集まって、十五夜飾りを作っていました。なかよし学級では、紙を丸めたり、折り紙を折ったりすることで季節の掲示物を作っています。掲示物作りを通して、子供たちは楽しみながら指先の操作性を高めていきます。今日も、子供たちは、とても楽しそうに作業に集中していました。
「今年の十五夜は9月29日です。後は満月を付け加えれば完成ですね。」

  

2校時、5年生の子供たちが150周年記念作文に取り組んでいました。子供たちは、亀井小卒業生の先生から改めてお話を聞いたり、当時の写真や歴史年表を見たりしながら、亀井小への想いを書き綴っていました。夏休み中に、お父さんやおじいさんから当時の亀井小の様子を聞き取った子もいました。子供たちには、亀井小への想いを文章にする過程で、愛校心を深めていってもらいたいと考えています。

  

のびのびタイム & 外国語の授業(5年)

9月12日(火)業前、「のびのびタイム」を行いました。2学期は、持久走大会に向けて、計画的に持久力を高めていきます。夏休み明けで、激しい運動に体がまだ慣れていない時期なので、今日は集団走を中心に行いました。徐々に負荷を高めながら、安全第一に取り組ませていきたいと思います。短い時間でしたが、子供たちは気持ちのよい汗を流せたようです。
「コツコツと流した汗は宝物。みんながんばっていこう。」

 

2校時、5年生が外国語の授業を行っていました。2学期からは、外国語助手の先生が新しくなりました。毎週火曜日3年生~6年生までの授業に入っていただいています。子供たちもすぐに新しい先生に慣れ、とても元気よく英語の歌を歌っていました。鳩山町では、ALTの先生だけでなく、外国語助手の先生や中学校英語の先生など、たくさんの先生方と外国語の授業を行っています。
「みなさん、まずは声を出すこと。英語を使った分だけ上達しますよ。」

 

読み聞かせ(2・4・6年)& 電子黒板の活用(4年)

9月11日(月)業前、読み聞かせボランティアの「窓」さんをお招きし、2・4・6年生の子供たちに読み聞かせを行いました。ボランティアの皆さんには、いつも子供たちの成長に合わせて、本の内容を選んでいただいています。どの学年の子供たちも、物語に引き込まれているようでした。本を読むのが苦手な子にとっても、読み手の表情や音声を通して、本や物語に親しむきっかけになれればと考えています。

  

 5校時、4年生が電子黒板を使い算数の授業を行っていました。夏休み中、町内各学校に大型の電子黒板が2台、整備されました。これまでの大型ディスプレイと違って、画面に直接書き込んだり、画面を切り替えたりできるので、とても効率的に授業が進められます。効果的な活用法を学校全体で共有するために、今、4年生が先行して活用しています。
「これまで以上に画面が大きくて見やすいですね。」

 

オンライン授業(2・4年)& 外国語の授業(1年)

9月8日(金)、2年生と4年生は学年閉鎖となったので、本日はオンラインで健康観察や授業を行いました。タブレット越しでも、一人一人の表情や声を確認できると安心です。オンラインに参加できた子供たちは、どの子もとても元気そうでした。それぞれのクラスでは、一人ずつ音読をしたり、課題プリントに取り組んだりと、工夫しながら授業が進められていました。本日は、ご家庭にも急遽ご対応いただき、ありがとうございました。

  

 5校時、1年生の子供たちがALTの先生と一緒に外国語活動の授業を行っていました。4年生が学年閉鎖となったので、その時間を利用して急遽実施することができました。低学年の子供たちは、ネイティブな発音をそのまま自然に吸収していきます。多くの機会を利用して、これからもたくさん英語と触れ合ってもらいたいと思います。
「英語の歌もゲームもとても楽しかったですね。」

 

給食の様子(2・4年)& 9月の掲示物

9月7日(木)、明日から学級閉鎖となる2年生と4年生の子供たちは、少ない人数でもテキパキと準備をし、静かに給食をとっていました。体調を崩す子が増えている中でも、登校している子供たちは、元気そのものです。少ない人数は少し寂しいですが、二人分、三人分のパンやデザートが食べられると、子供たちは大喜びしていました。
「食べられることは、元気の証。明日の分まで元気を蓄えよう。」

  

理科室前の国語コーナーが9月用の掲示物に模様替えされていました。9月の掲示物は、さかなへんの漢字クイズです。子供たちにとっては見たことのない漢字ばかりですが、どの子も挿絵をヒントに楽しそうにチャレンジしていました。ちょうど水産業の学習をしている5年生の子供たちも、自信たっぷりな様子で答えを教えてくれました。
「さかなへんの漢字は300個近くあるようです。ちょっと興味がわきますね。」

 

オンライン接続練習(1年)& 人気図書ナンバーワン決戦

9月6日(水)1校時、1年生の子供たちが、タブレットパソコンのソフト「teams」を使って、オンラインの接続練習をしていました。タブレットを使い始めてからまだ半年足らずですが、子供たちはずいぶんと操作スキルが上達しました。今回は、急な学年閉鎖などに備えて、オンラインで健康観察をする練習をしました。まだ一人では難しい子もいますので、実施の際にはご家庭での見守りをお願いいたします。

9月の図書イベントとして図書室にある本の「人気図書ナンバーワン決戦」が開催されています。貸し出しの多い本5冊の中から、一番好きな本に1人2票投票してもらい、人気図書ナンバーワンを決めます。すでにたくさんの子供たちが投票を終えていますが、どの本が選ばれるか楽しみです。〆切は9月29日。子供たちには、様々な機会を通してより本に興味をもち、本と触れ合うきっかけにしてもらいたいと思います。「まだの人はお早めに!」

 

発育測定 & 夏休み作品展

9月5日(火)、2学期となり最初の発育測定を学年ごとに行いました。測定自体は毎月行っているので、前回からの伸びはわずかでしたが、数字以上に子供たちが一回り大きくなったように感じました。久しぶりに会ったことが、子供たちの成長を実感することに繋がったのだと思います。
「日々の伸びは少しでも、みなさんは着実に成長していますよ。」

 

本日昼休み、夏休み作品展を開きました。子供たちの取り組んだ課題は様々ですが、どの作品からも夏休み中、頑張っていた様子が伝わってきます。子供たちが友達の作品を鑑賞しながら、お互いの頑張りを伝え合っていました。放課後には、保護者の方にも作品を公開しました。友達の頑張った様子に触れることは、子供たちにとっても、保護者にとってもよい機会になったかと思います。
「夏休みに頑張った課題も、よい思い出の一つですね。」

避難訓練 & 引き渡し訓練

9月4日(月)3校時、不審者侵入を想定した避難訓練を行いました。実際に不審者侵入事件が発生した場合、いかにパニックにならず、すばやく行動できるかが命に直結します。不審者を防ぐ役の職員が、校舎中に響く声で演技を行い、子供たちの意識を高めつつ、教室では鍵やバリケードで侵入を防ぐ練習もしました。緊張した雰囲気の中、どの学年も非常に落ち着いて行動することができていました。

 

放課後には、引き渡し訓練を行いました。今回は、猛暑の中での引き渡しや荒天時の引き渡しを想定して、校庭を使わずに各教室で引き渡しを行いました。安全かつ確実に引き渡すことが第一です。一般的な方法にこだわらず、少人数のメリットを最大限に生かすことが重要だと考えます。あらゆる想定をしながら、子供たちの命を守ることを最優先に考えていますので、今後ともご協力をお願いいたします。

 

2学期始業式 & 夏休みの作品展

9月1日(金)、今日から2学期のスタートです。少し疲れている様子の子も見られましたが、先生や友達に久しぶりに会えて、みんな嬉しそうにしていました。暑さ対策のため、少し短い時間での始業式となりましたが、子供たちは、2学期に頑張りたいことを大きな声で発表していました。厳粛な中にも、活気ある始業式となりました。

「夢やなりたい姿を具体的に想像しながら、2学期も頑張っていこう。」

 

校内を見て回ると、各教室で夏休みの作品回収や思い出発表を行っていました。子供たちによって夏休みの過ごし方はいろいろですが、どの子も楽しい思い出が残せたようです。教室後方には、夏休み中の子供たちの頑張りが作品となって集められていました。9月5日放課後には夏休みの作品展として公開しますので、多くの方々にご覧いただけたら幸いです。

「子供たちの作品からは、ご家庭での見守りも感じられます。ご協力ありがとうございました。」

 

亀井小学校応援歌 & 2学期開始のメッセージ

かつて近隣の小学校が合同で競い合っていた玉川班体育祭がありました。そこで歌われていたのが「亀井小学校応援歌」です。他の学校に負けないように、心を一つにして歌う応援歌は、当時の子供たちの魂に刻み込まれていたようです。今でも、50代以上の卒業生の方々は、応援歌を歌えるそうです。ですが、口伝によって歌い継がれてきたので、時代によって少し歌詞やメロディーが変化したこともあったようです。今回、開校150周年記念行事に向けて、亀小応援歌を復活させます。当日はぜひお楽しみください。

《亀井小応援歌歌詞》

一、六十余州に名を得たる鎌倉武士の四天王亀井の六郎いでし郷我らも腕並み揮えよや
  フレッ フレッ フレー、フレッ フレッ フレー
二、先陣駆ける大鳥の出でて戦う勇士こそ万雷吠えて波怒り嵐狂って草も伏す
  フレッ フレッ フレー、フレッ フレッ フレー
三、陣容今や時めきて見よや選手の面影に無限の力溢るるを月桂冠は我なるぞ
  フレッ フレッ フレー、フレッ フレッ フレー

※亀井小学校応援歌(記憶をもとに復元).mp3

8月31日(木)、いよいよ明日から2学期がスタートします。校内を巡回していると、各教室の黒板には子供たちへ向けてのメッセージが書かれていました。夏休みが終わってしまうという気持ちもありますが、久しぶりに子供たちに会えることを考えると、胸が嬉しい気持ちで満たされます。明日、子供たちが元気に登校してくれることを願っています。
「今日はしっかり体を休めて、明日に備えましょう。」

 

亀井小学校の愛唱歌(旧校歌)

昭和50年に現在の校歌ができる以前、「亀井のこども」という曲が愛唱歌として歌われていました。作詞・作曲者の「小鷹直治」氏を調べてみると、昭和初期~20年代にかけて都内で音楽教育に携わっていた方だとわかりました。その後、昭和30年代~40年代には、都内や埼玉県内(小川町・竹沢小)の校歌の作詞・作曲者としてお名前が見られるようになります。後に、小鷹直治氏は熊井地区の方で、愛唱歌は昭和32~33年頃に作られたということがわかりました。この頃卒業した現在50代半ば~80歳位の方々には懐かしいのではないでしょうか。校歌の歴史を紐解きながら、当時の人々の想いにも触れることができました。

『 ↓ 亀井小愛唱歌 「亀井のこども」(昭和42年学校要覧より抜粋)』

※亀井小愛唱歌(楽譜をもとに復元).mp3

亀井小学校校歌の由来(再掲)

今から50年程前、昭和48年に亀井小は開校百年となりました。それを記念して、新しい校歌が制定されることになりました。当時、一般公募もされましたが、最終的には校歌の作詞者として知られる「下山つとむ」氏に作詞を依頼しています。下山氏は埼玉県の綴方教育(作文教育)の先導者であり、埼玉県内の多くの学校で校歌の制定に携わっています。また、作曲をした「土肥泰」氏も日本の作曲家、指揮者、ピアニストとして著名な方であり、校歌の作曲も数多くされています。学校には、昭和50年6月、制定された新しい校歌の発表会が開催された記録が残されていました。歴史ある亀井小の校歌をこれからも大切に歌い継いでいこうと思います。

今はなき「交通公園」

亀井小には、以前、敷地内に「交通公園」と呼ばれるものがありました。これは、当時(昭和47年12月)信号機も踏切もない静かな農村に住む子供たちが、経験不足から交通事故に遭うことを防ぐために設置されたものです。また、翌年には、県の交通安全教育推進校に指定され、その研究推進のための資金づくりとして、PTAの廃品回収運動がスタートしたそうです。当時から学校とPTA、地域が一体となり、地域ぐるみの運動として交通安全に取り組んでいたことに驚かされます。
「 ↓ 交通安全教育発表会の様子 奥に見える澤屋商店さんに歴史を感じます。」

 

PTA「早朝」環境整備作業

8月26日(土)早朝、子供たちや保護者の方々にご協力いただきながら、校内の除草作業を行いました。例年に増して草刈り機をたくさん持参していただき、生い茂る草を一掃することができました。久しぶりに会った子供たちも、元気いっぱいお手伝いしてくれました。1時間程度の作業でしたが、花壇も校庭の周囲も見違えるほどきれいになりました。お陰様で、晴れ晴れとした環境の中で2学期の学習、そして生活に臨むことができます。ご協力、本当にありがとうございました。

亀井小学区は、亀?

亀井小学校の学区を衛星写真で眺めると、何だか亀の形に見えます。高野倉地区に目玉を付けると、もう亀にしか見えません。各地区の境界線もまるで甲羅の模様のようです。しかも小学校の場所は、亀の心臓に位置しています。つくづく亀に縁が深いなと感じました。また、亀に限らず、どの地区の名称も水や自然に由来するものばかりです。「泉」「井」「沼」「竹」「熊」「橋」「江」「野」「田」。地名はその土地柄を表すといいますが、水源や自然が豊富な亀井地区ならではのことだと改めて感じました。

 

亀井小元校長先生のご訪問 & 鳩山町人権教育研修会

8月24日(木)朝出勤すると、二十数年前亀井小学校で勤務をされていた校長先生の訪問があったと、職員から報告がありました。近くに来たので懐かしくて立ち寄ったとのことでした。松風館が建てられる当時のことや、亀やうさぎのことを懐かしそうにお話されていたそうです。今回はお会いできずに残念でしたが、150周年記念事業のことをお伝えできたので、またの機会を楽しみにしたいと思います。地域の方々にとどまらず、亀井小に関わった多くの方々にも愛されていることを改めて感じる出来事でした。

 

午前中、町内の小中学校すべての教職員が集まり、鳩山町人権問題研修会が行われました。講師に日本AED財団理事の桐淵博先生をお招きし、「子どもたちのいのちを守るために~ASUKAモデルと小学校からの救命教育の推進~」として、お話をいただきました。救命活動は「すぐに、誰もが、皆でやる!」ことが重要であり、一分一秒が子供の命に直結します。学校で子供たちの命が失われる事態が起こることのないように、改めて強く決意する研修となりました。

玉川班教育研究会全員協議会・講演会

8月23日(水)、玉川班教育研究会全員協議会が行われました。4年ぶりに鳩山町・ときがわ町すべての教職員が一斉に集まり開催されました。教育講演会では、臨床心理士・公認心理師の中田富美代先生をお招きし、「アンガーマネジメン講座~児童生徒の対応に活かすために~」をもとにお話していただきました。久しぶりに全教職員が集まり研修を行うと、夏休みの終わりと新学期の始まりを強く感じます。2学期に備え、充実した研修となりました。

 

校旗の制定

学校沿革史をひも解くと、亀井小学校の校旗は、明治42年(1909)に制定されたとなっています。同年11月3日には校旗の披露式も行ったようです。しかし、制定までの経緯や校章のデザインの由来等について詳しい資料を見つけることができませんでした。引き続き調査をしていきたいと思います。
校章の由来を推察すると、校章の外側は、国花でもある「桜」、内側は「亀」がイメージされています。「桜」は、多くの小中高等学校で採用されており、多くの人々に愛されてきた花です。また、「亀」についても、この地域に愛されてきた名称です。地域に愛される学校として、シンプルなデザインの中にも、たくさんの思いや願いが込められているのだと思います。
「↓左 以前の校旗の校章    ↓右 現在の校旗(昭和48年新調)」

  

第3の松「赤松」

亀井小のシンボル「赤松・黒松」の他に、亀井小にはもう一本の「赤松」が植えられています。理科室前にひっそりと佇む「赤松」は、昭和58年(今から40年前)、現在の校舎が建てられた際に記念樹として植えられたものです。当時は、職員室前に植えられていましたが、校庭を使いやすくするために現在の場所に移植されました。樹齢はまだ若いですが、「赤松・黒松」の妹分とも言える「赤松」の存在も大切に受け継いでいきたいと思います。

記念樹の植栽

8月18日(金)、閉庁期間が終了し本日から通常になりました。閉庁期間中、鳩山町立図書館の郷土資料コーナーで調べものをしていると、亀井小のシンボル「赤松・黒松」の植栽についての資料を見つけました。大正4年(1915)に亀井小学校が発行した「学校新聞」の中で、「黒松」は改元記念樹として、「赤松」は、昭憲皇太后頌徳記念樹として紹介されていました。どちらの松も、大正天皇の御即位記念の一環として植栽されたものだということが資料からも確認できました。こういった由来も含めて、後世にしっかりと引き継いでいこうと強く感じました。

 

参考資料:『鳩山の近代』、2004、鳩山町史編集委員会

学校のシンボル「赤松・黒松」& 松の支柱の補修

学校のシンボル「赤松・黒松」は、校歌の2番にも歌われ、亀井小の子供たちに長く親しまれてきました。また、鳩山町の景観樹木1号にも指定され、地域の方々にも愛されている非常に大切な松です。古い写真資料にも登場するこの松ですが、いったいいつ植えられたものなのかがこれまで不明でした。しかし、今回、歴代校長の回顧録を調査する中で、今から111年前、大正天皇が御即位する時に植えられた記念樹だという記述が見つかりました。100年以上の長きにわたり、多くの人々の心に残り続ける「赤松・黒松」の偉大さを改めて感じています。

 

8月10日(木)午前中、専門業者の方に松の支柱の補修工事をしていただきました。松は、大きくなってくると、自らの重さに耐えきれず、倒れてしまうことがあります。先日も出雲市の日御碕神社の境内で、松の大木が倒れる衝撃映像が報道されていました。「赤松・黒松」に同じようなことが起こらないよう、厳重に保全管理をしています。台風の上陸前に補修が終了してホッとしました。

 

「学校場図絵」(保積稲天氏によって描かれた泉井学校)

8月9日(水)、昨日に続き、本日も「泉井学校」について掘り下げたいと思います。明治11年に建てられた「泉井学校」の写真は残されていませんが、保積稲天(ほずみとうてん1881~1973年)氏によって描かれた図絵が残されています。保積氏は、亀井村竹本で生まれ育ち、漫画界の基礎を築いた人物と言われています。図絵には保積氏自身が通っていた当時の学校の様子が風俗画として描き記されています。この図絵の原本は、巻物に仕立てられ、耐火書庫で厳重に保管されています。今は、亀井小学校の所蔵する貴重な宝物の一つとなっています。

 

(「学校場図絵」前書より一部抜粋)
明治初期は学校場と呼んでゐた これは明治二十七八年頃の村の学校風景である 場所は大字須江の黒石神社の西側で水路を前に断崖を後に南向に建てられて在った (中略) 明治二十二年これ等七ヶ村は亀井の荘であるところから亀井村と称し一ヶ村に合併となり学校名も亀井学校と改められた

泉井学校(明治7年2月創立)

8月8日(火)、本日は、泉井学校跡地(須江地区)に建てられた石碑を調査しました。泉井学校の創立した年が、亀井小学校開校150周年の起算年となっています。泉井学校は、明治7年に下泉井村金澤寺に開校し、明治9年に須江村長命寺に移ります。明治11年には、須江村石黒神社の西側に新校舎が建てられました。当時教員だった大岡育造氏が離村の際に、その建築費の一部を寄附したそうです。亀井小学校発祥の地ともいえる場所を訪れ、150年の歴史の重みを感じました。

  

(碑文より一部抜粋)
明治十一年多くの人々の浄財を得て当地に校舎が設立された。校名も明進学校、暢陽学校、亀井尋常小学校と改称されたが、熊井学校と合併して明治三十五年に亀井尋常高等小学校が設立されるまでの二十五年間ここが教育の中心地となっていた。

60年前の亀井小の様子

8月7日(月)、本日は、昭和38年度の「学校要覧」を使って、当時の亀井小の教育活動を振り返ってみました。現在と比べてみると、ずいぶん変わっていて面白いです。現在70歳前後の方が通っていた頃の学校の様子です。
※学校要覧は「開校150周年記念事業」のページに掲載しました。併せてご覧ください。

 

〇教育方針(児童)
→目指す児童像は不易なものが多いです。

〇学年別児童数
→当時は、全校児童362人、6年生だけでも66人、今年度の全校児童を超えています。
→2年生は、54人で1クラス。教室に入ったのでしょうか?

〇授業時間配当
→当時は、1・2年生に社会や理科の教科がありました。総合的な学習の時間や生活科、外国語はまだありません。
→土曜授業があったので、5・6年生は、週33時間も勉強していました。

〇クラブ活動年間指導計画
→当時のクラブの種類は、「文芸、音楽、科学、珠算、体育、美術、家庭」の7つ。
→活動内容は、日頃の各教科の学習に近いように思われます。

〇始終時刻計画(日課表)
→業間休みがなくて、掃除が放課後でした。
→冬場は、登校時刻が25分遅くなって、その分午前中は40分授業、休み時間も5分になっています。

〇月行事
→当時は、子供たちが積み立て貯金をしていました。
→給食費も月2回集金していました。

〇年間行事予定表
→検便や予防注射がありました。
→小運動会、運動会、班体育祭、村体育祭など、たくさん運動会がありました。
→6月と11月に農休が1週間あったようです。
→春と秋に2回遠足に行っています。
→臨海学校で海に泳ぎに行っていたようです。

納涼夏祭り

8月5日(土)、鳩山町の「納涼夏祭り」が4年ぶりに開催されました。非行防止パトロールの一貫として、今年初めて参加しましたが、小学生も中学生も挨拶やお礼のしっかりできる礼儀正しい子たちばかりでした。亀井小の卒業生からもたくさん声をかけられました。会場は大いに盛り上がっていましたが、特に締めの打ち上げ花火は圧巻でした。まるで花火大会に来たかのように、思わず感動で声を上げてしまいました。多くの人と夏の感動を共有できて、とても良い夜となりました。

 

亀井小の歴史的資料 & 熊井焼

8月4日(金)、開校150周年記念行事に向けて、耐火書庫や松風館に保管されている歴史的資料を整理しました。90年以上前のアルバムなど歴史的な写真もたくさん見つかりました。記念行事の際には、公開展示もしたいと思います。旧校舎の表札や校章、校訓の書かれた額など、現物資料もたくさん残されていました。校舎の移築や建て替えが繰り返されながらも、多くの歴史的資料が保管され続けてきたことをしっかりと受け止め、今後も大切に扱っていきたいと思います。

   

整理を進めていると、歴代の校長先生方が残された品々の中に、「熊井焼」の花瓶が見つかりました。熊井焼とは、江戸時代(1785年)に現鳩山町熊井で誕生し、昭和30年代まで続いていた焼き物です。椀、皿、急須、平鍋、徳利、花瓶など日用雑貨を中心に多くの焼き物が出土しています。昨年度は、鳩山町やときがわ町で展示会も開かれていました。貴重な焼き物なので、今は校長室に飾らせていただいています。

 

亀井の井戸

8月3日(木)、昨日、亀井六郎について調べていると、熊谷市に「亀井の井戸」と呼ばれる史跡があることがわかりました。気になったので学校帰りに立ち寄ってみると、田んぼや畑の広がる場所に史跡の表示がひっそりと立てられていました。枯れ草をかき分け、中に進むと石造りの小さな井戸を発見しました。縁に掘られた亀の字もうっすらとですが、確認できました。このような亀井の井戸の伝承は、他の地域にもあるようです。さらに、源頼朝や弘法大師、聖徳太子などにまつわる井戸や泉は全国いたる所にあります。これらの人物が水への信仰のシンボルとして崇められていたのだと思います。史跡を眺めながら、井戸に名を残す亀井六郎が、当時の人々にとって、崇めるべき大切な存在たったことを誇らしく感じました。

  

「亀井の井戸にまつわる伝承」
源義経が、兄の頼朝に追われて奥州落ちをする時、この地で疲れ果ててしまう。亀井六郎が、持っている槍で地面を深く突くと清水が湧き出した。この水で風呂をわかし入浴させると、義経は生まれ変わったように疲労が回復した。

(参考:「熊谷デジタルミュージアム」、『熊谷の昔ばなし1-5』)

亀井六郎重清

8月2日(水)、今日の亀井小は大きな動きがなく、平穏な一日でした。良い機会なので、「亀井六郎」について掘り下げてみました。亀井小の名称の由来となる「亀井六郎」は、源義経の四天王の一人とされ、歌舞伎の『勧進帳』の中にも登場する実在の人物です。『吾妻鏡』では、怒る頼朝に義経の起請文を届けた使者として亀井六郎の名が見られます。また、『義経記』では、弓矢の名手であったことや、義経最期の戦い「衣川の戦い」で奮戦した後、23歳で自害したことが伝えられています。これらの源平合戦が起こっていた当時、亀井六郎に与えられた比企郡内の領地が、亀井庄と呼ばれるようになったと考えられます。亀井六郎の出自は熊野の豪族とも伝えられていますが、諸説があり、その生涯は謎に包まれています。 

「 ↓ 校長室に飾られている『勧進帳』の錦絵」

参考資料:『鳩山町史1 鳩山の歴史(上)』2006、鳩山町史編集委員会
     『熊井毛呂神社史』2016、宗教法人毛呂神社

恵みの雨 & 亀井小の名前の由来

8月1日(火)正午近く、雷鳴と共に大粒の雨が降り始めました。久しぶりの恵みの雨に、花壇の草花や野菜が嬉しそうです。この雨は、金魚や亀たちにとっても、ひと時の恵みになったことと思います。一つ心配なのは、校庭の雑草です。恵みの雨は雑草にとっても、息を吹き返すチャンスとなります。この後、校庭が草原にならないかが心配です。

源義経の家来の一人に「亀井六郎」という人物がいます。この亀井氏の所領地が「武蔵国比企郡亀井庄」とされています。(※諸説あり定かではありません。)また、当時から岩殿丘陵~高坂台地一帯の地が「亀井庄」として伝承されてきました。そして、明治22年(1889年)に町村制を布いたとき、この伝承をもとにして、泉井村、大橋村、竹本村、須江村、奥田村、熊井村、高野倉村が合併し、新たに「亀井村」が誕生しました。この時、学校の名前が「亀井尋常小学校」に改められ、現在の亀井小学校の名前につながります。現在の地区名に「亀井」はありませんが、非常に由緒ある名前であることがわかります。
「 ↓ 合併以前の区割り(上図)、合併後の亀井村と今宿村(下図)」

 参考資料:『鳩山町史2 鳩山の歴史(下)』2006、鳩山町史編集委員会

元気いっぱいのミルク & ごみ減量化等推進委員会

7月31日(月)、7月の最終日、連日の酷暑に気が滅入りそうになりますが、うさぎの「ミルク」は、いたって元気です。暑さにバテることなく、元気いっぱいに走り寄って来てくれます。この夏休みから、土日でも餌や水分がとれるようにと、自動餌やり機を用意したのですが、やはり学校に来ると小屋から出して少し遊んでしまいます。
「涼しい穴の中も気持ち良さそうですが、やっぱり走り回るのも気持ち良いですよね。」

  

午後から出張で、鳩山町のごみ減量化等推進委員会に参加しました。鳩山町産業環境課の主催するこの会議では、町のごみ減量化対策のための取組みついて、話し合いました。生ゴミをはじめ、燃やせるごみの増大が問題となっているようです。会議の中で、「キエーロ」というバクテリアの力で生ゴミを分解する箱の紹介がありました。学校教育の立場としても、ゴミ問題は非常に重要な課題なので、積極的に協力していきたいと思います。写真は、キエーロという箱です。

 

酷暑の中の植物

7月28日(金)、先日、鳩山町の最高気温が39.7℃で全国一位となりました。連日、39℃をこえる暑さに植物も苦しそうです。すぐにでも水をあげたくなりますが、炎天下で水やりをすると、根が蒸されて枯らす原因になってしまいます。少し萎れていて可愛そうですが、じっと我慢して夕方に涼しくなるまで待ちたいと思います。
「みなさんは、こま目に水分補給をして熱中症に気をつけてくださいね。」

  

民生児童委員・主任児童委員連絡協議会 & 正門脇の花壇

7月27日(木)午前中、地域の民生児童委員・主任児童委員の方々をお招きし、連絡協議会を開きました。学校の教育活動や子供たちの様子についてご説明した後、地域での子供たちの様子についてお話していただきました。子供たちは、学校と家庭と地域の中で成長していきます。いただいたお話を今後の教育活動に生かしていきたいと思います。

 

正門脇にあった花壇をきれいに除草しました。のび放題だった草花が無くなると、スッキリとしたものの少し物寂しくもなります。今は、子供たちの登校に合わせて何を植えようかと思案しているところです。夏の暑さに強くて、秋まで楽しめる草花をインターネットで調べると、大量の情報とガーデニングの奥深さに圧倒されました。悩むことも楽しみと考えたいと思います。

 

施設設備のリフレッシュ & 自主防犯パトロール & かき氷

7月26日(水)、本日も学校ではたくさんの業者の方々が作業をしてくださっていました。体育館の照明工事だけでなく、各教室や松風館のエアコンのクリーニングも行っていただきました。定期的なメンテナンスが安心安全に直結します。今日は校長室にもワックスをかけて、ピカピカにリフレッシュさせました。

  

午後、青色回転灯を付けた車(通称:青パト)を使って防犯パトロールを行いました。青パトを運転するには、事前に運転講習会を受ける必要があります。今回は教頭が運転しながら、生徒指導主任と二人で亀小学区を中心にパトロールしました。暑さもあって、子供を見かけることはありませんでしたが、青パトが走ること自体が防犯につながると考えています。

 

午後3時過ぎ、学童に通っている子供たちから「かき氷」をもらいました。学童のみんなで協力して手作りしたそうです。手渡す子供たちも、受け取った先生方も、とても嬉しそうでした。一日の中で最も暑くなる時間帯だったので、より嬉しく感じました。溶ける前に先生方みんなでシェアしながら、美味しくいただきました。
「みんな、美味しかった感動をわけてくれて、ありがとう。」

小学校教育課程研究協議会 & 金魚池

7月25日(火)、埼玉県内のすべての小学校で一斉に教育課程研究協議会が開催されました。この協議会は、国や県の最新の教育動向が伝達される重要な会議です。今年度も、Zoomを使ってのオンライン会議となりました。教科ごと分かれて、実践紹介や小グループ協議、指導講評などが行われました。各教科の担当教員は、伝達された内容を整理し、夏休みの後半の校内研修ですべての教職員に周知することになります。

 

連日の猛暑によって金魚池の水温上昇が心配だったので、少し長めに水を注ぎ込みオーバーフローさせました。注水していると、冷たい水に引き寄せられたのか、たくさんの金魚が水面から顔を出していました。真緑だった水の透明度も上がり、金魚たちはとても気持ちよさそうです。学童に通っている子供たちも、餌やりを手伝ってくれました。
「元気に餌を食べる金魚を見ていると心が癒やされますね。」

 

学校課題研修 & ステップアップ研修

7月24日(月)午前中、先週の金曜日に続き、2回目の学校課題研修を行いました。亀井小では、今年度から来年度にかけて2年間、埼玉県小学校体育連盟の研究委嘱を受けています。ここまで、運動の楽しさや喜びを味わえるような授業実践を目指して授業改善に取り組んできました。先生方は、部会やブロックにわかれて、指導計画や指導方法の工夫について熱心に検討していました。子供たち一人一人の実態は異なりますが、どの子もより運動を好きになれるよう、今後も授業を工夫していきたいと思います。

  

本日、教職経験2年目の教員が、埼玉県主催の「ステップアップ研修」をオンラインで一日受講しました。オンライン研修は、ここ数年で、非常に効率的かつ効果的に実施できるようになりました。また、夏休み中は、まとまった時間が確保できるため、この時期に集中して教職員の研修会が実施されます。子供たちの力を伸ばすためにも、夏休み中にしっかりとステップアップしていきたいと思います。

 

備品整理 & 施設設備の工事

7月21日(金)夏休み一日目。子供たちの姿が見えないと、学校はとても寂しい雰囲気になります。午前中は、そんな雰囲気を吹き飛ばすかように、全職員総出で、一気に備品整理を行いました。備品台帳を片手に備品一つ一つと照らし合わせながら、実際に使える状態にあるか確認しました。合わせて、カーテンの洗濯や扇風機の掃除も手分けをして行いました。少人数であっても、協力し合うことで短時間で終えることができました。

 

教育活動に支障が出ないように、子供たちがいない夏休みに入ると一気に施設設備の工事が始まります。今日は、閉まりにくくなっていたドアの修理と、体育館の照明のLED化の工事が行われていました。非常に蒸し暑い中、汗びっしょりになりながら工事を進めてくださる作業員の方々に改めて感謝いたします。ありがとうございます。

 

 

1学期終業式

7月20日(木)、終業式を体育館で行いました。子供たちは、厳粛な雰囲気で式に臨むことができていました。終業式の中で、子供たちには、①健康で安全に過ごすこと ②事件や事故に気をつけること ③夏休みにしかできないことをすることの三つについてお話しました。9月1日の始業式の日に、全員の子供たちと元気な笑顔で再会できることを楽しみにしています。

 

全校で校歌を歌いました。体育館に響き渡る校歌を聴いていると、やはり感動します。

 

鳩山駐在所の警察官の方や生徒指導の先生から、水や火の事故についてお話がありました。

 

 1学期がんばったことの発表や読書マラソンの表彰がありました。 

学級の絆を深めるための集会活動(各学年)& 大掃除

7月19日(水)、1学期のまとめとして、各学級ともお楽しみ会を開いていました。学級会で子供たちは、学級の絆を深めるための企画をいろいろ話し合ってきました。「1学期すばらしかったね会」「1学期オツカレーカツカレー会」「1学期がんばったね会」など名称は様々ですが、どの学級でも子供たちの笑顔と歓声が溢れていました。
「クラスの仲間との楽しい思い出がまた一つできましたね。」

  

3校時、各学級ともワックスをかけるために教室の大掃除をしていました。4か月の間、お世話になった教室です。子供たちは、心を込めて一生懸命にぞうきん掛けをしていました。下足箱の中から黒板の裏まで、気づくところはすべて綺麗にしていきました。広くすっきりとした教室を見ていると、1学期の終わりをしみじみと感じます。
「これで、とても気持ちよく夏休みが迎えられますね。」

 

大豆の観察(3年)& 終・始業式代表児童練習

7月18日(火)1校時、3年生の子供たちが、大豆の成長の様子を観察するために、校外の大豆畑へでかけました。子供たちは、3~4本の株の中から勢いのあるもの2本を残して、間引きを行っていました。学級園の黒大豆でも同じように間引きと土寄せの作業をしていました。間引いた株を手にして、子供たちは「もったいない。家でも育てたい。」とつぶやいていました。
「こまめにお世話をした分だけ、元気に成長していきますよ。」

  

昼休み、終業式や始業式で発表をする代表の子供たちが発表練習を行っていました。子供たちは、手にしっかりと原稿を握りしめ少し緊張した様子でしたが、終業式ではきっと大きな声でがんばってくれることでしょう。9月1日の始業式で発表する子は、まだ少し先のことなので、夏休み中も少し練習してもらえればと思います。
「緊張するけど、大丈夫。みんな自信をもって元気に発表してね。」

着衣水泳(1・2年)& トイレの修繕

7月14日(金)3校時、1・2年生の子供たちにも着衣水泳の授業を実施しました。服を着たままシャワーを浴びたり、水に入ったりした子供たちは、少し興奮している状態でした。初めは、「だいじょうぶ~。楽しい~。」と声を上げていた子供たちも、すぐに水の中は動きにくくなることや、水から上がりにくくなることを実感しているようでした。
「コツをつかむと、ペットボトル一つで浮かびやすくなりましたね。」

 

午前中、ポンプの故障でしばらく使えなかった体育館外トイレの修繕をしていただきました。大きな修繕は、学校の予算だけでは足らず、追加で修繕申請をしていました。なかなか予算がつかないのが常ですが、子供たちのためにと、多くの方々にお力添えをいただいて、本日の修繕となりました。皆様に改めて感謝いたします。
「これからは体育館がとても使いやすくなります。みなさん、ありがとうございました。」

 

着衣水泳(5・6年)& 学活「一学期がんばったね会」(3年)

7月13日(木)3校時、5・6年生の子供たちが、上下服を着たまま泳ぐ体験をしました。子供たちは、水中では服がまとわりついて動きにくくなることや、水から上がる時にも体がとても重くなることを実感しているようでした。水難事故が発見されるまでの平均時間は、約3分間。子供たちは、ペットボトルを使って浮き続ける練習もしました。
「万が一の時に、命の助かる可能性が高まりますね。」

 

5校時、3年生の子供たちが、「一学期がんばったね会」を開いていました。これまで、子供たちは、クラスの絆をさらに深めるために、協力して準備を進めてきました。「鬼ごっこ、中当て、宝探し、おはじきゲーム」とたくさんの企画を遊び尽くしていました。企画から遊び、感想発表まで、全員が何度も何度も活躍できるのは、少人数クラスの良さだなと感じました。
「頑張れば頑張った分だけ、より楽しさや達成感が味わえますね。」

 

猿の目撃(続報)& 生活「みずであそぼう」(1年)

7月12日(水)11時頃、亀井小プール西側、ビワの木付近に猿がいるとの情報が地域の方から寄せられました。職員が確認すると、ビワの実を食べる猿を発見しました。その後、猿は用水路脇から山屋さんの前を通り、竹本方面に逃げ去っていきました。産業環境課の方々にもご協力いただきましたが、猿の捕獲には至っていません。また、子供たちには、近づかないように指導していますが、まだ近くにいる可能性がありますので、ご家庭でも十分にご注意ください。

1校時、1年生の子供たちが砂場で、水を使った遊びに工夫しながら取り組んでいました。子供たちは、砂場に大きな池を作ったり、水で砂の色を変えながらプリンやケーキを作ったりしていました。水鉄砲をする子供たちは、水しぶきが巻き上がるたびに、歓声を上げながらとても楽しそうに遊びを作り出していました。
「朝からとても暑かったので、水を使った遊びがより楽しくなりましたね。」

 

お話朝会 & 理科「学習の成果発表会」(4年)

7月11日(火)業前、臨時のお話朝会を行いました。150周年記念行事に向けて、亀井小の歴史をスライドで振り返りました。教務主任の先生、その父、その祖父まで亀井小に通っていたことや、当時の写真に「赤松・黒松」が写っていることに、子供たちは驚いていました。教務主任の先生が小学生だった頃、亀井小に愛称歌や応援歌があったことも子供たちに紹介しました。
「150周年記念行事をみんなで心を込めてお祝いしましょうね。」

  

4校時、4年生がタブレットを使って学習成果の発表会していました。これまで、子供たちは、撮りためた観察写真や身に付けた知識を「発表ノート(学習ソフト)」を使って、スライドにまとめてきました。星や星座のクイズが散りばめられた発表に、子供たちはとても盛り上がっていました。積み重ねてきたタブレットの操作スキルが発表会に生かされているなと感じました。
「友だちの発表スライドは、とっても参考になるね。」

  

熱中症警戒アラート & クリーン週間

7月10日(月)、本日9:00には、暑さ指数が31を超え、熱中症レベルが「危険」となりました。学校では、業間、昼休み等の屋外活動を中止し、熱中症予防に努めました。最高気温が37.7℃に達した今日は、17:00現在でも熱中症アラートが解除されていません。外遊びが出来ない子供たちは少し可愛そうでしたが、安全が最優先です。登下校中の熱中症も心配ですので、水分補給、帽子、ネッククーラー、日傘など、熱中症対策にご配慮ください。
 ※現在の鳩山町の暑さ指数

 

学期末、10日~18日にかけて、亀井小ではクリーン週間を設定しています。日頃手が回らない場所まで、曜日を決めて計画的に綺麗にしていきます。子供たちは、いつまでも綺麗な学校でありますようにと、感謝の気持ちを込めながら掃除をしていました。額に汗をにじませながら、黙々と掃除をする姿を見ていると、子供たちの心こそ綺麗だなと感じました。

  

七夕に向けた取組 & 幼保小の連携(1年)

7月7日(金)校内のいろいろな場所で,、七夕に向けた取組が見られました。2階の廊下には、願いごとの短冊や習字の作品が貼られていました。子供たちの願いごとは、みんなの幸せや健康に関係するものが多く見られました。また、給食のメニューの中には星がいっぱい散りばめられていました。星形のにんじんを見つけた子が大喜びをしていました。
「みんなで七夕行事をしていると、何だかとってもウキウキしてきますね。」

 

 5校時、鳩山幼稚園、ひばり保育園の先生方に1年生の子供たちの成長した姿を授業参観していただきました。懐かしい先生方に再開した子供たちは、いつも以上に元気な声で音読をしていました。子供たちは、自信たっぷりな様子で、園の先生方に暗唱の合格をもらっていました。今日は、園の先生方に小学校での生活を知っていただけて良かったです。
「卒園してからも、みなさんを見守り応援している先生方がたくさんいますね。」

  

歯科衛生指導(全学級)& 七夕飾り(1・2年)& ペットボトルロケット(科学PCまんがクラブ)

7月6日(木)2・3校時、歯科衛生士の方々をお招きし、すべての学級で歯磨き指導を行っていただきました。乳歯の生え替わりなどの発達段階に合わせて、丁寧に歯磨きの仕方を教えていただきました。赤く染まった磨き残しを見た子供たちは、どの子もびっくりしていました。子供たちは、時間をかけてゆっくり丁寧に磨くことの大切さを実感しているようでした。
「つるつるになった歯は、気持ちがいいですね。」

 

4・5校時、1・2年生が七夕に向けて、願い事の短冊や折り紙を竹に飾り付けしていました。 折り紙に切り込みを入れながら、上手にちょうちんや網飾りを作っていました。子供たちは、天に願い事が届きやすいようにと、少しでも高い所をめがけて飾り付けをしていました。大きく垂れた笹の枝には、子供たちの想いがいっぱい詰め込まれています。
「明日の七夕様は、きっと晴れますよ。みんなの願いが叶いますように。」

 

6校時、科学PCまんがクラブの子供たちが、ペットボトルロケットを作って飛ばしていました。家から持ち寄ったペットボトルを各々が飾り付け、ロケットに作り変えていました。少量の水と空気を燃料にして、ペットボトルロケットが高く飛び上がるたびに、子供たちの大きな歓声が上がりました。子供たちは、新記録を目指して、大盛り上がりでした。
「身近な材料で、ロケットができるなんて、すごいですね。」

 

生活「生き物となかよし」(2年)& 児童集会(保健整美委員)

6月5日(水)4校時、2年生の子供たちが校庭で夏の生き物探しをしていました。大きな虫を見つけた子が大声を上げると、一斉に子供たちが集まって来ました。昆虫に詳しい子が「これは、ゴマダラカミキリだよ。首を持つと噛まれないよ。」と得意げに昆虫博士になっていました。その後、子供たちの観察シートには、カミキリムシがたくさん登場していました。
「珍しい虫を発見した感動は、ずっと心に残りますね。」

  

昼休み、保健整美委員会の子供たちが中心となって、児童集会が開かれました。委員会の紹介や全校児童へのお願い、注意することをクイズなどにして楽しく紹介してくれました。委員会の子供たちは、少ない練習だったにもかかわらず、とても堂々とした態度で立派に発表していました。正解して喜ぶ子供たちの歓声が体育館中に響きました。
「みなさん、楽しくて健康のためになる発表をありがとう。」

 

国語「大きなかぶ」(1年)& 紙芝居(図書・掲示委員)

7月4日(火)1校時、1年生の子供たちが「大きなかぶ」の音読劇の練習をしていました。子供たちは、ただ元気な声で音読するだけでなく、大きなかぶに驚いたり、抜けて喜んだりする演技も入れながら、とても楽しそうに音読していました。まだ練習中ですが、お面をつけた子供たちは、すぐに本番の発表会をしたくてたまらないといった様子でした。
「うんとこしょ、どっこいしょ、まだまだかぶはぬけません。」

 

 昼休み、図書・掲示委員の子供たちが「七夕紙芝居」を開催していました。暑さのせいもありましたが、今日は外遊びに行く子が少なく、図書室が大盛況になっていました。年に一度、七月七日に出会う織姫と彦星のお話を、子供たちは楽しそうに聞いていました。笑顔いっぱいの下級生の姿を見て、図書・掲示委員の子供たちもとても嬉しそうでした。
「みんな楽しそうにしていたね。いっぱい練習してよかったね。」